『來々軒』 (木場・東陽町)



東京を代表するタンメンと言えば、

西は南麻布の『大宝』、そして東は木場の『来々軒』が2大名店。

しかし『来々軒』はご主人が体調を崩してしまい、

2年ほど前に残念ながら閉店してしまいました。

「閉店する前にもう1度食べたかったぁ~」と悔しい記憶が・・・・・

しかし昨年の11月に『来々軒』復活の嬉しい一報が!

かつての常連客だった方が脱サラして、

先代店主に頼み込んで味を受け継いだとの事。

これは行かねばならぬっ!と思いながらも、

なかなか機会に恵まれずいました。

そして今回ようやく訪問して来ました。


『來々軒』

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定番はタンメン&餃子のタンギョウ(ビールも付けて)なのですが、

実はもう1軒、訪問を予定していたのでタンメンのみを注文にしました。


「タンメン」(\700)

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中華鍋で炒められた塩コショウの効いた肉とシャキシャキの野菜とスープ。

塩味のスープに野菜の甘味も出てて旨スッキリ。

しかし濃厚系やインパクト系に慣れてしまった舌が、

やや薄味でコクも物足りなく感じてしまいます。

そのせいなのか何人かの方は味を濃い目で注文していました。

でもそこは卓上の自家製ラー油と塩コショウをかけて変化を付ければ解消です。

開花楼のモチモチ麺との相性もいいですね。

野菜も逆に多すぎるほどタップリで、

麺を食べ終えても野菜ばかりが残ってしまう始末(^^;


色々なブログを見ると、

味が薄い・物足りないと言う意見もあるようですが、

西の『大宝』が「動」なら東の『來々軒』は「静」

このスッキリさが良いのではないでしょうか。


先代の味と比べるともう少しでしたが、

受け継いだ昭和味のタンメンをいつまでも続けて頑張って欲しいです。

次回は奥様が受け継いだ餃子もビールと共にぜひ食さねばいけませんし、

早い内に再訪問したいですね。


ごちそうさま。

※あくまでも個人的な味覚表現ですのでご容赦下さい。


@『來々軒』@
住所:東京都江東区東陽3-21-4
電話:03-6458-6368
営業時間:10:30~21:00 ※麺・スープ終了次第
休日:月
座席数:カウンター8席・テーブル席4人掛け×1卓
最寄駅:東京メトロ東西線「木場駅・東陽町駅」(徒歩3分)